風の色

大太鼓開眼入魂
2022.04.28


ご縁あった太鼓に魂入れをしました
本堂内で百日ほどお経を唱えさせて頂きました
「毒鼓の縁」の如くお題目を打ち鳴らします

【毒鼓の意味】
毒鼓とは毒を塗った太鼓のことです
この音を耳にした者は、皆亡くなると言われました
この亡くなるとは「煩悩が消滅する」ことの譬えでなのです
煩悩が無くなることで仏の道を歩むのです

人生相談 / 発達障害 : 岩手県盛岡市
2022.04.26

【過去事例】人生相談依頼
アスペルガー症候群と診断された高校生と母親が二人で来寺されました
対人関係、家族関係、将来について沢山話して頂きました
運命鑑定にて指導しました
40代女性からの依頼でした
人生相談 / 発達障害 : 岩手県盛岡市

風の色(三十四)
2022.04.24

風の色(三十四)
「できるのだからしなければならないこと、できるのだからしてはならないこと」
これは、一週間分の壁掛け式の日めくりの一部(木曜日のテーマは《精進》)である。
毎朝、食事前にこの言葉に接する度に心新たにしている。
かつて、唱題行修行の最中に、化主の権藤上人から法華経の最第一の修行は、自我偈(法華経第十六章壽量品の偈文)の中にある『一心欲見佛、不自惜身命』(一心に佛を見たてまつらんと欲して、自ら身命を惜しまず)に尽きるとの言説に深い感動を得た。
いつも佛(ご本佛)の子であることを心に忘れなければ、決して身命も惜しむこともないのに、惜しむ心が涌くのは、佛子の自覚が無い証拠である。
だから佛の御意に叶うような生活を心がけ、鏡に映ったわが姿を佛がその奥から慈悲の眼で看ていることに気がつかなければならないと。
冒頭の前段の言葉は、誰しもがそれぞれの役割に応じて等しく与えられているこの世での使命を全うすることであるが、後段の言葉は、なかなか難しいが、要は、自らが佛の子であることを忘れずに精進せよとの親心と思っている。
今も私の心のどこかに「できないからしてもよい」という甘えがある。
むしろその方が楽でよいが、虚しさだけが尾を引いて離れないのが現実。
所が、法華経の修行観は、暗に辛いことの中に既に真の安楽の種子が含まれていることを示唆している。
だからこそ、この葛藤を超えねばと、この言葉の意味を噛みしめている。

【2022年春】当山の四季模様
2022.04.21


桜が満開です
境内の花から色んな香がして、心が癒やされます
春、本番となりました

ペット納骨 / 犬(雑種) : 岩手県奥州市
2022.04.19

【過去事例】ペット供養依頼
とあるお菓子屋さんの紹介で来寺されました
先日、そのお菓子屋さんのペット納骨をしたばかりでした
供養の気持ちが伝わったと感じました
40代女性からの依頼でした
ペット納骨 / 犬(雑種) : 岩手県奥州市

風の色(三十三)
2022.04.17

風の色(三十三)
つい先日、久慈高校の卒業生N君が二十数年ぶりだろうか、何の予告もなく来訪した。
彼は、私が顧問だった郷土史研究会というクラブ活動の一員だった。
やや風変わりで、いつも寂しい後姿が印象的であった。
何時ものことで、学校からの帰途、私の下宿を見れば既に窓は明るくなっていた。
彼が勝手に部屋に入り込んで、私が読みかけていた佛教等に関する本を読んでいた。
私が帰ると「お邪魔してます…」と言ってお茶を沸かして待っていた。
ある日、急に夜中に起こされたことがあった。
玄関に出てみると彼の顔面が涙でクシャクシャ、理由を聞くこともなく静かに床につかせた。
余程の悩みがあったものと察したが、翌日もそのわけを聞き糺すことはなかった。
結局、いろいろなことがあって佛教系の大学に進学したが、三年で中退、窯業に一縷の望みを託して技術を身につけ窯場まで興して独立したが、理想と現実に悩みつつ、酒に身をやつす日々を送っていたらしいが、その後は知る由もなく現在はある宗教団体の幹部。
時を越えても彼と私は以前と何一つ変わっていない。
「実は、自分の今ある姿の九九%は先生なのですが……」
「もともとから君の心中にあった佛種(佛性)に縁を与えただけのこと」
「それを今までの人生の中で芽を育てて様々な花を咲かせてきたと思う」
「そうでしょうか、…………」
「いずれ最終的には蓮華の花であって欲しいが………」
雨の中、彼を見送りつつ、彼との新しい縁が始まることを予感した。

水子供養 / 死産 : 岩手県北上市
2022.04.14

【過去事例】水子供養
自宅に数年間遺骨を置いていました
どこで供養して良いのか、どこにお骨を埋葬すれば良いか分からず月日だけが流れていました
ホームページを見つけて連絡がありました
やっと納骨できると涙ながらに話していました
後日、夫婦で納骨法要を行いました
30代女性からの依頼でした
水子供養 / 死産 : 岩手県北上市

祈祷 / ランドセル祈祷 : 岩手県奥州市
2022.04.12

【過去事例】祈祷依頼
小学校入学前にピカピカのランドセルにご祈願しました
発育円満、学業成就と二家族のお子様に祈祷しました
40代女性、30代女性からの依頼でした
祈祷 / ランドセル祈祷 : 岩手県奥州市

風の色(三十二)
2022.04.10

風の色(三十二)
前回に続き「変化の人」との出会について触れて見たい。
かつて唱題行(精神統一してお題目を唱える行法)がご縁で、全く思いもよらない未知の方、O婦人と出会い、有り難い慈恩に浴したことを述べる。
これこそ一念信解の妙用というか、本佛のはからいそのものと悟ったからである。
当時、O婦人は神奈川県の一村から数時間かけて、東京は練馬区の釈迦本寺(唱題行の道場)に参拝され唱題行に専心されていた。
彼女は岩手県和賀郡のご出身でこの道場の化主である権藤上人から私のことを聞き及び、早速に、同郷を懐かしみつつ実家にあるご先祖の供養の一分として当山宛に相当のご寄進を届けられた(発菩提心)。
現在の庫裡の正面玄関は彼女の菩提心によって出来あがったものである。
次いで、法衣や佛具等お心のこもった布施行にあずかり、まさに「変化の人」をして本佛が私に対して更なる精進を励めとの黙示と了解した。
その後、彼女とは何度かお会いしたが、お題目に無関心なご主人を何とか導き入れたいと事ある度にお話されていた。
その後、ご夫妻で当山を訪れる機会があり本堂で簡単な法要を営んだ際に、何とご主人の口からお題目の声が流れてきた。
彼女は、嬉しさの余り目頭を押さえておられた。
彼女の燃えたつような利欲抜きのお題目信仰は、遂にご主人の佛性をも呼び覚ましたのである。
とかくこの世は「あぁして下さい」「こぅして下さい」という己の願望を優先する信仰態度がはびこっているが、やはり彼女のようでありたい。

人生相談 / 病気 : 岩手県奥州市
2022.04.08

【過去事例】人生相談依頼
持病に関して第2の意見が聞きたくセカンドオピニオンの相談でした
納得のいく治療方法を探していました
運命鑑定にて候補の病院を選別しました
80代男性からの依頼でした
人生相談 / 病気: 岩手県奥州市