風の色
- 宮守へ
- 2022.02.11
本日は、宮守のお寺さんの年中行事のお手伝いです
毎年500人を超える参拝者がある大法要です
真冬に行う「水行」は身を心も穏やかにしてくれます
日に7度「水行三昧」だった荒行堂を懐かしく思い出しています
※写真は過去のものです
- 太鼓奉納
- 2022.01.21
昨年から書道を習っている松本先生(鹿踊り伝承者)から太鼓のご縁頂きました
奥州市江刺に太鼓専門店があったそうです
隣町に太鼓専門店があったこと今まで知りませんでした
本当に恥ずかしい限りです
その菊啓太鼓店さんは、郷土芸能の「鹿踊り」の太鼓を専門に作成されていたようです
「鹿踊り」と言えば、法華経を愛した童話作家の宮沢賢治が感銘を受けた事が有名ですよね
生命の源を感じる太鼓と舞は唯一無二の世界観を表します松本先生のお話しによると「菊啓太鼓店」の太鼓職人が亡くなり、太鼓を処分するところだったと言うことです
叩いて貰ってナンボの太鼓、太鼓職人の気持ちを汲み、松本先生は、太鼓の嫁ぎ先を全国方々に訪ねておりました
その中の1つが当山へ参りました
音に拘った職人の太鼓が、書家の松本先生の筆入れも頂き相まって当山へ奉納です
地元の職人二人の合作が当山へ縁があったこと感謝致します■協力/松勢工房
- 鏡開き
- 2022.01.11
本日、1月11日、正月飾りをはずしました
当山では、毎年、1月11日に正月飾りをはずしています
正月飾りの期間を「松の内」と言います
「松の内」は、歳神さまが滞在する期間です
各家にお出で頂く目印として松飾りや注連縄を飾ります
歳神さまにお供えするのが、鏡餅なのです
歳神様は、お正月に各家々にきて、その家の1年を御守護してくれる神様といわれています
- 冬期の墓地事情
- 2022.01.04
本日は真冬日、そして昨年末より、雪が断続的に降っております
その影響で墓地内は深い雪に覆われています
お墓参りの際は長靴が必須です
お寺の雪かき道具もお貸しできますので気軽に声をかけて下さいね
- 謹賀新年
- 2022.01.02
新年明けましておめでとうございます
本年も、多くの人々が小さな喜び重ねて、大きな喜びに包まれる社会になることを祈念致します。
一僧侶として、佛様の手となり足となり、日々精進させて頂くと共に、皆様の家内安全・身体健全をお祈り申し上げます
本年も何率宜しくお願い申し上げます。
合掌※画像は令和4年1月2日の当山です
- 新年の準備
- 2021.12.31
昨日、30日は、新年への準備でした
松飾り、お供え、幣束、注連縄、全て整えました
三寳荒神様の「色紙幣束」は妙法寺先代から受け継がれた大切な幣束です
他の寺院でも見たことの無く、貴重な芸術作品とも言えます
- 冬の晴れ間
- 2021.12.24
先日「ブログ見てるよ」と遠方の檀家さんより電話を頂きました
たまにはお寺の風景もみたいとリクエストがありました
12月24日、冬晴れ、当山のスナップです
- 幣束作成
- 2021.12.16
12月は新年を迎える準備に追われます
先代より引き継いだ「幣束」をコツコツ作り続けています
さて、この「幣束」について、よく質問を受けます
新年に飾る幣束って何ですか?
皆さんは、神社で白い紙飾りを見たことがありませんか
それを「幣束」(へいそく)と言います
では、どうして神社ではなく、お寺で幣束があるのか?
それは、日蓮宗の開祖である日連聖人が神道の秘伝を学び、幣束を伝えたと言われています
その伝承を守り、本宗では幣束を作成します「幣束」は神仏への捧げものであり、神仏そのものです
神仏が集まる幣束は、結界(聖域)となります
年末に新しい結界を張り、神仏を招き佳き年を迎えましょう■幣束の起源
古代においては、神仏に献上する最上の捧げものは絹布で、これを上位の神仏へ捧げ、中位の神仏には麻布、下位の神仏には木綿を捧げたようです。
いずれも素手で献上するには畏れ多いとして青竹に挟んで献上しました。
それを「フトミテクラ」と呼んだがそれがやがて儀式化され、木綿(ゆう・樹皮を細かく裂いたもの)や絹糸の太巻きを青竹に挟むようになり、さらに後には、和紙が使われるようになったと考えられます。
■日蓮宗の幣束伝承
日蓮宗加行所(大荒行堂)にて、幣束の切り方を、口伝により相伝されます
「幣束相承」と言われ、門外不出の秘法なのです
- 令和3年度歳末行脚
- 2021.12.09
本年は遠野市で歳末助け合いの行脚でした
小雨の降る中、また残雪の中、太鼓とお題目の祈りを込めました
浄財は遠野市へ寄付致しました
- 書道を習い始めました
- 2021.11.23
「お坊さんは字が上手い」
皆様はその様なイメージをお持ちではありませんか?
私はそのイメージの重圧にいつも押しつぶされそうになっていました
恥ずかしながら、自分の字は汚く、何度も落ち込むことがありました
住職になり、6年目、ご縁が有り松本先生に習字を習うことにしました
少しでも字に自信が持てる僧侶になりたいものです
最後に、習い事は年齢関係ない事に気付きました
清々しい気持ちで向き合えております
※画像は書家の松本先生です松勢工房
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https://matsuseikoubou.com/