風の色

祈祷 / ぬいぐるみ供養 : 岩手県奥州市
2023.04.11

【過去事例】祈祷依頼
沢山のぬいぐるみを孫の結婚を機に処分するため来寺されました
祖母と孫さんと共に、ぬいぐるみに感謝のお経を上げ、魂抜きをしました
80代女性からの依頼でした
祈祷 / ぬいぐるみ供養 : 岩手県奥州市

祈りと信仰(二十一)
2023.04.09

祈りと信仰(二十一)
先日、ある大手の会社に勤める部長の娘さんから、ふとした事で父親の思いもかけぬ姿に出会い、普段の家庭での姿とあまりの違い差に衝撃を受けたことを聞いた。
たまたま父のもとへ届ける用事があって、その朝父の会社に寄った時の事だそうである。
急ぎ足で玄関先に現れたのが父だった。
何やら車から降りた社長のような人に近づいて丁重に頭を下げて挨拶をし、すぐその方の持ち物をすぐ小脇に抱えてかなり緊張した顔で先を歩く姿を垣間見て、家庭ではこせこせしない大らかさをもつ泰然自若たる父親を誇りにさえ感じていたが、あの日の父は別人でないかと目を疑ったというのである。
宮仕え故の男の苦労は家族の目には毒である。
所で、男だけの苦労かと云えばさにあらず、滅多に夫にお茶をだしたことのない会社勤めの婦人が、毎朝社員にお茶をサービスするという話も聞いたことがあるが、職業柄とはいえ、共に虚像でありたいものである。
では、何処にいる時が、本当の姿なのかと考えるが、意外と嘘の自分なんか何処にもなくすべてが本当の姿なのかも知れない。
つまるところ、虚実が表になり裏になったりするのが人間の偽らざる姿と云うべきだろう。
実に、心の舵取り一つでどんな役柄をも演じる人間は不思議な存在である。
しかし、果たして誰もがその不思議な存在と気がついて生きているだろうか。
法華経は、それに気がついてはじめて真の自己に出会うと説いている

後藤屋「味噌ブラックZ」
2023.04.06


当山で良くお供物に上がる一品です
地元名店の銘菓となります
最近良くお供物に上がる一品です
ご先祖様にお供えする供物は亡き人が好んでいたものばかりではありません
新しいお菓子をお供えする方も多いのです
地元、水沢農業高校の生徒が作った米味噌を隠し味にした香り豊かなマドレーヌです
中に入ってる黒豆が良いアクセントになっています
この不思議なネーミング、ご先祖様も気になっているでしょうね

後藤屋 味噌ブラックZ
後藤屋 岩手県奥州市水沢大町78
https://mugituki.com/

人生相談 / 結婚 : 岩手県奥州市
2023.04.04

【過去事例】人生相談依頼
55年ぶりの高校の同窓会で、連絡先を交換し何となくお付き合いが始まりました
数年前に奥さんを亡くし、同情しただけかも知れないと冷静になったそうです
過去と現在の状況のお話を良く聞き、運命鑑定しました
70代女性からの依頼でした
人生相談 / 結婚 : 岩手県奥州市

祈りと信仰(二十)
2023.04.02

祈りと信仰(二十)
資を求めて師を求めざるを嘆く。
「易」の蒙卦に、『道というものは先生(我)が自分から出かけていって生徒(童蒙)に教えるものではなく、生徒(童蒙)のほうから出向いて先生(我)に聞くのが至当である。』との内容が記されている。
今の世の中、溢れる情報社会に毒されて道がかすみかけて、転倒の末、せっかくの法灯の叡智もユータンしそうである。
幕末の私塾の盛んな頃は、師を求めて遊学する志士がいた。そこには、正しい道を求める姿があった。
尊の弟子の一人にマハー・カッサパ(摩訶迦葉)という人物がいた。
「ある日、師(釈尊)と一緒に歩いていた時、師が、ふと道のかたわらにある一樹で休息をとろうとされたのを見て、急いで樹下にいたり、わが僧衣を四つにたたんで座を設け、師に何卒これに坐して頂きたいと申し上げた。そして、快く腰をおろされている師に向かい、どうか私を憐れみ下されまして私の僧衣を納受して頂きたいと丁重に申し上げた。そこで、師は、カッサパよ、わたしの粗末な布の*糞掃衣を受けると申すかというと、カッサパは師の身につけたもうた粗衣の糞掃衣を是非頂戴させて頂きたいと深々と敬礼した。云々」とある。
*「ふんぞうえ」と読み、塵芥の中に捨てられていたぼろきれをつづり合わせてつくった衣。
彼にとってこれほどの喜びはなかったし、さぞ師の心と永遠につながっていることのあかしに感無量だったに違い無い。
まさに、求道の極意である。

水子供養 / 流産 : 岩手県花巻市
2023.03.31

【過去事例】水子供養
定年退職後、岩手に移住されたご夫婦でした
定年前は、都内で年に一度水子供養をしていたそうです
近くのお寺で供養を行いたとい思い、インターネット検索で当寺院を見つけたとのことでした
手厚い焼香をされておりました
70代男性からの依頼でした
水子供養 / 流産 : 岩手県花巻市

ペット納骨 / 犬(雑種) : 岩手県宮古市
2023.03.28

【過去事例】ペット供養依頼
地元でのペット火葬環境に抵抗があり、実家近くで火葬しました
火葬後、当寺へ納骨されました
地方では、ペットの火葬の環境が整っていない地域が多く、この様なケースでの納骨が増えております
50代女性からの依頼でした
ペット納骨 / 犬(雑種) : 岩手県宮古市

祈りと信仰(十九)
2023.03.26

祈りと信仰(十九)
今春定年退職されるN氏とほんの一時お話をした折のことである。
私は、今迄お世話になったことに感謝申し上げた後、今後の事についてお尋ねした。
「どちらにお住まいになられますか。」
「K市になると思います。」
「ご自宅にお戻りですね。」
「いや、僕は生まれた時から貸家住まいでしたのでこれからも狭いアパートで暮らすつもりです。それに子供たちも独立していますので気楽です。」
「…………。」
この方は、昔から熱心な法華経の愛読者であって、信仰の信の字も言葉に出した事の無いのだが、風格はゆったりしていてどこからでも包んでくれそうな親しみと優しさが溢れておられる。
所で、先刻ラジオから耳に飛び込んできた言葉が妙に忘れられない。
確か「私たちの取り巻く環境は地球からの借り物」というものだった。
もともと自分の財産などにこだわらないN氏のような方は、すべて生かされてと大悟しているから「菩薩界」の人である。
悲しいことだが、何時も自分のものという欲に駆られて過ごしている凡夫は、ものを失う事を通じて心が晴れずいよいよ苦を重ねる。
しかし、菩薩にも人間にも佛界ありとする態度が法華経である。
幸いなことに、心の持ち方一つで「人間界」から「菩薩界」に住むことが出来ることをN氏から教えて頂いた。

祈祷 / 不登校 : 宮城県仙台市
2023.03.23

【過去事例】祈祷依頼
不登校の長男を祈祷して欲しいと依頼がありました
尊い命への祈祷を行いました
不登校の子は「結論」を急がせません
「良い人生」も「悪い人生」と決めるのは我々なのです
家族と長男の尊い命、そしてその歩みを見つめるよう家族の祈りの大切さを話しました
「生きてるだけで丸儲け」その様な言葉を耳にしたことがあるように
40代女性からの依頼でした
祈祷 / 不登校 : 宮城県仙台市

令和五年春彼岸法要
2023.03.21


本日13時より、春彼岸法要です
ご家族皆様でお参り下さい