風の色

ペット納骨 / 犬(ゴールデンレトリバー) : 岩手県奥州市
2021.08.31

【過去事例】ペット供養依頼
病気でペットを亡くされた家族が来山しました
火葬後、寂しくて手元に半年間置いていたそうです
天国に行って欲しいと願い、納骨を決断しました
家族の皆様とペット供養塔にて納骨法要を行いました
50代女性からの依頼でした
ペット供養 / 犬(ゴールデンレトリバー) : 岩手県奥州市

風の色(三)
2021.08.29

風の色(三)
雑巾掛けといえば今は懐かしい。
昔の本堂掃除のことである。
広くて隅から隅まで床拭きから佛具の磨きまで、無言だと退屈でたまらないので覚えたてのお経をそらんじながら手足を動かしていた。
特に真冬などは拭いた先から薄く氷が張り、拭く前より床の汚れがひどく、手が凍てつくほど痛いのに加えて、綺麗にならない悔しさは今も忘れない。
また、正面廊下は栗材だったのでいくら拭いても綺麗にならなかったが何度も雑巾の端でお題目をなぞるように拭いた頃(小学校五年生頃か)を思い出している。
それから、家族みんなで住まいの床が光るくらい磨いたし、井戸水の運搬、薪割りから風呂炊きと、当時ではどの家も大同小異だったと思う。
毎日決まって早朝のお経練習、師父と呼吸が合ったその一日は、私にとって吉日。
然し、月に数度とないから、あとは叱られるのが多く凶に近い日々だった。
もともと仕事が嫌で遊びに夢中になっていた頃だから仕事も好い加減、我が侭を咎められて一層反抗していた。所が、師父との呼吸が合う前の日の作務は不思議と気分よく立派に出来たことを、既にお経を読む声が示していた。
そうした毎日の体験から佛法の摂理というか道理というか、その因果関係を子供ながら身に感じたものだった。
今の仕合わせは今では遅いこと、そして過去を悔いてもはじまらないことを。
結句、今を大切に精進することは自明の理であるが、今もって実行出来ず困難なことを知っている。
子供の頃に素直に感じた摂理の方が佛意に叶っているのだろう。
信仰は水の如くありたい。ただ、困った時だけの祈りは虚しいことを子供の頃の記憶が教えてくれる。このことが今尚有り難いと思っている。

水子供養 / 死産 : 岩手県北上市
2021.08.28

【過去事例】水子供養
ホームページをみて連絡を頂きました
第2子目を死産してから落ち込む日々を過ごしたそうです
幼児菓子を沢山持参され、法要を行いました
30代女性からの依頼でした
水子供養 / 死産 : 岩手県北上市

名刺を作りました
2021.08.27


住職となり、6年目です
名刺を頂くことが多くなり、初めての名刺作りでした
シンプルに自己紹介できるデザインを考えて頂きました
紺色の名刺が気に入っております

★名刺制作
STRAWK様
https://strawk.jp/

祈祷 / 病気祈祷 : 岩手県奥州市
2021.08.25

【過去事例】祈祷依頼
胃がん手術成功と当病平癒の祈祷をしました
70代男性からの依頼でした
祈祷 / 病気祈祷 : 岩手県奥州市

人生相談 / 住居相談 : 岩手県奥州市
2021.08.24

【過去事例】人生相談依頼
新居購入の為、土地の鑑定等行いました
40代のご夫婦からの依頼でした
人生相談 / 住居相談 : 岩手県奥州市

風の色(二)
2021.08.22

私は、何時も心の中で幼少年期に体験した出来事を思い出している。
一種の習性なのかもしれない。それがどのような辛く哀しい出来事であっても心が落ち着いてくるから不思議でならない。
師父の唱えたとおり発音する辛いお経練習に明け暮れた事が、今は楽しい思い出なのである。
途中でひっかかると、経文は見ても読むなという。頻りに、難しい漢字だらけのお経を耳で覚えろといっていた。
その意図する所が漸く五十才を過ぎた今、わかりかけてきた。
唯、無心になって唱える、それだけのことなのであるが、これが中々できない。
法華経の真理は文字では表現できないものである。しかし一方で、言語で伝えられないもの程もどかしいものはないのも事実であるが、師父は、法門を聞く時は、頭で聞かず身体で聞けともいっていた。
別な表現だと、無心で聞くと法門の内容が、皮膚や毛穴を通じて血管に入るようなもので、「そうすればシメタモノダ」と。
頭から入れると入りやすいがすぐに泡みたいに消えて身に留まってくれない。
振り返って童心にとって大切なのは、理屈でなく真心(誠実な心)を伝えてくれる親の存在である。
私は今以て、吾が子にその心を伝え切れなかったことを深く反省している。
さて、誰しも心のアルバムを紐解いたらきっと幼少年期のことが一番楽しい時ではないだろうか。
今の涸れきった胸中に無邪気な童心を投影してはかり知れない命の尊さをかみしめている。
合掌

令和三年お施餓鬼法要厳修します
2021.08.20


毎年、暑くなるお施餓鬼法要ですね
岩手も30度近くです
間もなく始まります

令和三年お施餓鬼法要
2021.08.19


明日は二十日盆
当山恒例行事「お施餓鬼法要」厳修します

盆明け
2021.08.17


令和3年のお盆は雨天が続く、肌寒いお盆でした
昨日は長袖を着て、送り火です
息子が送り火の担当となって早数年、送り火を見ながら、成長を感じつつ、ご先祖様へ感謝をしました
実は、岩手のお盆は8月いっぱいまであります
「二十日盆」「晦日盆」とあるんです
スローライフな岩手は、ご先祖様になってもスローライフなのでしょうね
ゆっくりしていって下さい