風の色

久遠のみち(十三)
2022.11.06

久遠のみち(十三)
東日本大震災から早三ヶ月が過ぎた。
あまりにも無惨でならない。
悲しくて悔しくて言葉にならない。
今ではことごとく想定外の出来事。
誰もがこれほどまでの惨事を予期していなかった。
過去の体現者すらも自然の猛威を忘れかけていたというが、特と帰幽された諸清霊位のご冥福をお祈り申し上げ奉る。
大自然界の鼓動は、この宇宙世界での摂理に基づくもので、我々人間の知覚を遙かに超えて及ばない。
ましてこの地球上に住んでいる我々は、この摂理を宿命として受け容れるしかないのも現実である。
一方、温暖化の問題など地球環境の変異を経験しながらも、その根底に人類の飽くなき快適さを求める心(思い=欲望)が横たわっていることにあまりにも無頓着過ぎないだろうか。
地球を取り巻く自然環境に少なからず影響を及ぼしてきたことと直結してはいまいか。
ここに、自然界の心と我々の心が通じ合う因果関係があるようでならない。
もし本当に心が通じてるなら、人類も自然界もどこかに存在する「心の共有ボックス」に繋がっていて互いに無意識のうちに交信しているのかも知れない。
心も目に映らず耳のない朝顔に向かって語りかけながら水を遣れば、やがて見事に応えて咲くのもむべなるかと思う